番外編38 落語で学んだ理論はポケモンバトルにおいても通用するのか試してみた。【ネタです】【地獄】【セルフ混乱】【ガバガバ統計学】
枕(冒頭の小噺)
「このニビ博物館は大変貴重な、稀有ともいえる歴史的遺産や化石の宝庫ですよね。なかでももっともめずらしいものは何ですか?」
「訪問者ですね」
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どーも、三遊亭だーまです。座布団いただけますでしょうか?
あの施設2回目以降のプレーでは絶対にいきませんよね。
さて、なんで今回三遊亭を名乗っているのかというと、こちらのエントリーを見て以来落語がちょっと気になってるからなんです。
http://b.hatena.ne.jp/entry/282270155/comment/randomqueen6
落語で一番有名なのってなんでしょうね・・・
リクさんに聞いてみました。
なるほどこいつらで間違いないと・・・っていうかこれだけでもリクさんがいい人なのが伝わってくるでしょう?
この中で・・・
饅頭こわい
この落語で出てくる考え方をポケモンに転用できないか、と思ってやってみました。
三行でわかる饅頭こわい
怖いもの?饅頭怖いわぁ
ん?嫌がらせに饅頭持ってったろ。
サンキュー!次はお茶が怖いわぁ(茶持ってこいや)
ピカチュウ君狡猾ですね。饅頭だけでなく、お茶までゲット。
これとポケモンをどう絡めるか。
三行でわかるだーまの思惑
だーま :ドラゴンタイプこわい
対戦相手 :ん?ドラゴン出したろ。
だーま :ドラゴン対策ポケモン出して楽々勝利♪
ドラゴンタイプこわい⇒相手のドラゴン選出率UP
この仮説が正しいことを今日は証明しようと思います。
対戦前の挨拶を【ドラゴンタイプこわい】することで、相手にドラゴンタイプを出させる。
6体の中から3体を選んで戦うポケモンバトルにおいてそのうち1体の選出を誘導することで勝利をつかもう!ということ。
そんなことが本当にできるんでしょうか!検証しました。
検証方法
1.相手がドラゴンタイプを出すか出さないか、半々くらいになるようなパーティーを組みます。(リザードン、マンムー、クレセリア、スイクン、ナットレイ、チャーレム)
2.同じパーティーで普通の挨拶で42回、ドラゴンポケモン入りのパーティーとバトルする。
3.「ドラゴンタイプこわい」の挨拶で42回、ドラゴンポケモン入りのパーティーとバトルする。
4.その際の相手の選出をメモし、どちらの挨拶の時にドラゴンタイプが多く出てくるか調べる。
↑メモ。
※42回というのは統計学に基づき決めました。5年ぶりくらいに標準偏差っていう単語を見た気がします。
※これ以上信頼度や誤差を求めるととんでもない試行回数になってしまうのでお許しを・・・
※基本同じパーティーで対戦します(これが首を絞めることになる)
※下の図が42回の根拠。
↑本当はもっと正確なデータを取るために試行回数を増やす必要があるのだけど、身が持たないので妥協。
検証結果(挨拶:対戦しましょう)
対戦回数:71回
ドラゴンタイプ入り、かつ選出された回数:29/42、69%
勝率:58%
検証結果(挨拶:ドラゴン怖い)
対戦回数:60回
ドラゴンタイプ入り、かつ選出された回数:24/42、57%
勝率:48%
総合結果
あれれ・・・仮説と逆になっちゃいましたね。
ドラゴンタイプこわい⇒相手のドラゴン選出率Down
ポケ廃人の方々はドラゴン怖いと言ったら、むしろ出してこないということが証明されましたね。
やめてといわれたらやめる、そんな当たり前のことがみんなができている。つまり・・・
ポケ廃人=いい人
これが証明されました・・・これでいいのか?
反省会場
・131戦同じパーティーを使って戦うのが死ぬほどつらかった(18時間くらいかかった、地獄)
・外道戦術で勝ちたかったが、相手がドラゴンタイプを選出してくるかメッセージ変更後のほうがむしろ混乱してしまった。(意味ねーわ)
・リザードンやデンリュウなどメガ進化後にドラゴンタイプに変化するやつらの扱いを決めてなかった。(今回は含めずでやりました。)
・42回という試行回数が甘すぎる。(ほんとこれ)
・レート帯による差感が否めない。(1500周辺の被選出率が高すぎる)
・2つの思考結果にそこまで差が出なかった(69%と57%じゃちょっと・・・)
とまぁ反省は尽きないので、いつかリベンジしたいです。
最後に
こういうの一回やってみたかったんでやりました。
本当に難しかった。思いついたときには面白いと思ったのですが・・・
次はもう少しましなやつをお披露目できるようにがんばります。それではまた。