番外編5 就活とは!?ポケモンで無理やり例えてみた【高校生、大学生1.2年生にも読んでほしい。】【たとえられているとは言ってない】
はーい だーまです(。・_・。)ノ
ご挨拶
今回は少し真面目な内容です。 少し長くなりますが、まぁ見てやって下さい。
私こと【だーま】はもう社会人になって数年たちますが、社会人になるまでに就職浪人をしたり・・・ちょっと苦労しました。 運良く今の会社に拾われ、毎日楽しく仕事をしています。(サザエさん症候群にはなりますが)
Twitterやネルベキ杯などを通して学生の方といろいろお話しして、 『唐突に受験や就活が始まって、わけもわからずやってた』そんな当時のことを思い出しました。 今回は、ポケモンを例に出して就活とは何か、なぜ会社は即戦力の中途採用と、新卒採用を並行して行うのかということをイメージしていただけたらなと思っております。それではどうぞ。
用語解説(わからない単語があれば・・・)
個体値:その名の通りポケモン各個体に与えられている能力値のことであり、そのポケモンの個性を決定付ける要素である。 各ステータスごとに0~31(32進数では0~V)までの範囲で個体値が割り振られており、その数値が高いほどそのステータスが高くなる。
努力値:HP・こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさ(HABCDSであらわすのが一般的)の6種類があり、手に入れたばかりのポケモンの努力値はゼロです。 ポケモンと戦い、倒すごとに倒したポケモンに応じた努力値が加算され、努力値はためた分だけポケモンの能力を上げる効果を持っています。 1つの能力につき、最大255ポイント合計では510ポイントまでためることができます。つまり全体に振り分けることはできず、どこを伸ばして、どこはそのままにするかを考えるのが考えどころです(たいてい長所を伸ばすか、短所を補うんですけどね)
レベル50:ポケモンはレベル50で揃えて戦います。
特性:ポケモンの種類ごとに1種類から3種類のとくせいが定められており、そのうちのいずれか1種類を各ポケモンが持っている(2種類以上のとくせいを同時に持っているポケモンはいない)通常特性と隠れ特性があり、一概には言えないが隠れ特性の方がレアで有効に使える場合が多い気がする。
きあいのたすき:ポケモンに持たせる道具で一部の例外を除き一発攻撃を耐えることができる。
ステロ:ポケモンの補助技ステルスロックの略。初手で使用されることが多い。相手がポケモンを交代するたびに、出てきたポケモンに「いわタイプに対する相性×1/8」分のダメージを与える。いわタイプから2倍のダメージを受けるボーマンダは体力の1/4、いわタイプから4倍のダメージを受けるウルガモスは体力の1/2のダメージを受ける。特性マジックミラーは天敵。効かないどころか跳ね返される。
わからないところがあったら コメントかtwitterできいてくださいまし。すみません。
新卒とはイーブイ、中途とはブースター
大抵の学生は私と同様に就活を経て、新卒として社会人になります。 それに対して、会社側は2つの方法で社員を採用することができます。(ほかにもあるけど割愛)
その方法とは以下の2つです。
1.新卒で採用する 2.中途で採用する
他にもあるでしょうが大抵この方法がとられます。 新卒とは何か、中途とは何かを強引に説明すると・・・
新卒とはイーブイです。 (レベル1 性格:不明 個体値:見えない 努力値:まだ振ってない 特性:不明)
このイーブイはこれから個体値や性格を確認し、どのポケモンに進化させるか決めて、努力値をふり、技構成を決めて、レベル上げをする必要があります。 すっごい手間がかかってめんどくさいが育成の自由度が高く、 レベル50まで育てた暁にはパーティー(会社)の穴を埋める そんな存在になってくれるでしょう。
中途とはブースターです。 (レベル50 性格:いじっぱり(物理攻撃が1.1倍、特殊攻撃が0.9倍になる性格) 個体値:今までの経歴からほとんど見えている。 努力値:AS252 H6 特性:こんじょう) このブースターは育てる手間がかからないというメリットがあります。俗に言う即戦力ですね。 『パーティー5体まで決まってる。ただ、炎物理技うてて状態異常技に強いやつ欲しい....今すぐ欲しい』 という会社にとっては喉から手が出るほど欲しい存在でしょう。
新卒と中途のイメージ、なんとなく理解できたでしょうか。 では企業にとっての採用活動、学生にとっての就活とはなんでしょう。 筆が乗ってきたのでそれについても触れていきましょう。
※これは一例です。中途社員に関してはブレがあります。
企業にとっての採用活動は厳選、学生にとっての就活は個体値と性格と特性の発表会
企業は、毎年新しいイーブイを採用します(ということにして下さい。) これは会社に入ってわかったことですが、企業側はある程度ほしいイーブイが決まっています。 まず、パーティーになじめるか、他のポケモンと役割や弱点がかぶらないか、個体値は高いかここら辺を意識して膨大な応募の中から採用するイーブイを選別、つまりは厳選します。
それに対して学生は、企業に対して自分の個体値など諸々を発表する必要があります。これが面接です。
イーブイA 『僕は、個体値 19-31-5-7-31-6 の2Vです。性格はまじめ(補正がかからない性格)特性は通常特性のてきおうりょくです。よろしくおねがいします。』
イーブイB 『僕は、個体値 31-31-31-30-31-31 の5Vです。性格はおだやか(とくしゅぼうぎょに1.1倍、ぶつりこうげきに0.9倍の補正がかかる)特性は通常特性のにげあしです。よろしくおねがいします。』
イーブイC 『僕は、個体値 26-16-18-30-17-31 の1Vです。性格はおくびょう(すばやさに1.1倍、ぶつりこうげきに0.9倍の補正がかかる)特性は隠れ特性のきけんよちです。よろしくおねがいします。』
さて、企業はどのイーブイを採用するでしょうか。 普通はイーブイBが選ばれるのではないでしょうか。なんて言ったって5Vだし・・・ ただ、イーブイCが次にこうアピールすれば状況は変わります。
イーブイC 『あなたのパーティーはウルガモスとボーマンダをパーティーに入れてますよね?最近増えてきたウルガマンダ対策で増えてきた初手ステロが辛くはありませんか???私をエーフィーに進化させれば隠れ特性のマジックミラーによりステロを跳ね返せてウルガマンダを安全に場に出せます。確かに耐久面の個体値に関して言えば私は劣ってます。しかし、きあいのたすきを持たせて先発で使ってくださればどんな攻撃でも一発耐えて先発の役割を果たすことができます。』
どうでしょうか・・・ちょっと採用したくありませんか? イーブイCは自分のこと、そして入社を希望しているパーティーのこと、そして周囲の環境を把握して的確にアピールしています。 自分のことを知るための「自己分析」、入社を希望しているパーティーを知るための「会社分析」、環境を把握するための「業界分析」をしっかりやっているわけですね。
多分イーブイCを目指せば大丈夫です。 何かひとつアピールできるところがあればどこかで必要にされる存在になれます。 みんながみんな 5V,6Vにはなれません。 学生生活を通して、なにか1つでも自分にVをつけるのが(アピールできるくらい何かに打ち込むのが)大事だと私は思います。
終わり。
最後に
えー・・・イメージできましたでしょうか・・・ 少し自信がないのですが、あんまり間違えたことは言っていないのではないかと思っています。 ただ、中途社員に関しては完全にイメージです。不快に思われた方は申し訳ございません。
ちなみに就活について書こうと思ったのはライカさんのブログが面白くて、僕もなんか書きたい!と思ったからです。
メガアブソルがアイキャッチ画像になっている意味を知ったとき、あなたはライカさんのトリコになっているでしょう。 就活は大変ですが、彼のように楽しんで(当時は楽しむ余裕はなかったでしょうが)笑い飛ばす気持ちが大事です。 結構リア友に打ち明けづらいので、twitterやブログで吐き出すのをお勧めします。 僕自身、たいした立場の人間ではないのですが、一度経験した者として今回ブログに書き残しました。
今後も番外編ではポケモンに関係あるもの、ないもの、いろいろチャレンジしていきたいと思っています。 ポケモンになじみがなく、このブログをご覧になられた方、説明が足りない箇所が多々あったと思います。 コメントで随時補足いたします。今後ともよろしくお願いいたします。